平成24年7月に、国の「公益法人制度改革」に伴い「一般財団法人日本開発構想研究所」に名称を変更してから、ほぼ10年がたちました。

当研究所は創設以来50年の歴史を持ちますが、日本の経済成長、情報化、グローバル化に併走しつつ、国づくり、まちづくり、人づくり、そしてくらしづくりに取り組み、一定の研究成果を残して来ました。

今後は、東日本大震災等の災害の多発、新型コロナ感染症の蔓延、気候変動危機もあり、世界及び日本を取り巻く新しい時代状況の中、経営的に持続可能な研究所にしていくことに合わせて、一般財団法人として社会に有益な研究を行い、発信していきたいと考えております。

公益事業としては、戦後日本の国土計画、国土政策に中心的役割を果した下河辺淳氏関連の資料、「下河辺アーカイヴス」をベースに関連資料を収集充実させつつ広く社会に公開します。

また、業務委託研究などから得られた知見などを「UEDレポート」として刊行し、広く社会に還元いたします。

委託研究としてはこれまで以上に、国、地方公共団体、独立行政法人、国公立大学法人、学校法人等の外部機関からの調査研究を受託していくものです。

今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。