『俳優のノート』は、俳優の山崎努が『リア王』の準備を本格化する1997年7月14日から公演最終日の1998年2月3日までの全過程を日記形式で綴ったものです。
『リア王』という戯曲をどう理解すべきか。俳優にとって演技とは何か、どのように演技すればいいのか。こういったテーマに山崎は取り組み、自身の考えが示されます。
「あなたがもし俳優ならば、あなたは即刻この本を『教科書』と指定すべきである。そして神棚高く飾るべきである」という香川照之の解説とともに、確実にAクラスと言える名著です。
Aクラスの本を読む10 『俳優のノート』(クリックすると掲載内容がご覧いただけます。)