歴代の内閣総理大臣は、初代の伊藤博文から現在の福田康夫まで91代、58人。合計で260回を超える国会演説が行われました。個々の演説は様々でも、全体を通読すると大きな時代のうねりが感じられます。58人の総理大臣は、国土や国土政策について何を語ったのでしょうか。
第4回は、中曽根康弘総理以降を振り返ります。「国土」や「全総計画」への言及は再び増加し、第2のピークを迎えますが、その語り口には個性が乏しく、紋切り型が多くなります。第1のピークを「熱いピーク」と言うなら、この第2のピークは「冷めたピーク」と言うことができるでしょう。
「冷めたピーク」とそれ以降
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